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ケネディクス株式会社 代表取締役社長 宮島大祐

ケネディクス株式会社 代表取締役社長
宮島 大祐

持続的成長と社会的責任の両立に向けて

当社は、1995年の創業以来、様々な投資機会を多くの投資家の皆様に提供して参りました。現在では、3.3兆円を超える資産を受託運用しており、オフィスビル、居住用施設、商業施設、物流施設、ヘルスケア施設などを投資対象とする上場REIT、大規模オフィス等を投資対象とする私募REIT及び多数の私募ファンドを運用し、取り扱うアセットクラスも多岐にわたっています。

これら不動産は多くのテナントや利用者の皆様が日々を過ごされる場所であり、またその投資運用にあたっては多くの投資家や管理会社の皆様にもご協力を頂いております。加えて、地域社会や環境への影響までを考慮しますと、当社は不動産を通じて実に多くのステークホルダーの皆様との関わりを持っており、当社の不動産投資運用が環境や社会に与える影響は大変大きく、責任も重大であると考えています。

当社は、不動産がステークホルダーの皆様に与える影響を認識し、不動産の限りなき可能性を切り拓いていくことで、持続的成長と社会的責任の両立を目指して参ります。

持続的成長と社会的責任の両立に向けた経営基盤の強化

当社は、ESG(環境、社会、ガバナンス)を始めとしたサステナビリティへの取組み推進のために、2018年4月に専門部署として広報・サステナビリティ推進部(旧コーポレート・コミュニケーション室)を設立し、同部主導のもとケネディクスグループが一丸となって様々なサステナビリティへの取組みを進めています。

マテリアリティ(重要課題)とサステナビリティ方針

当社は、当社事業と社会の両面において検討すべき課題について関係部署やグループ会社、外部専門家等と対話を重ね、当社にとって特に重要と判断される課題を抽出し、取締役・監査役による議論・検討を行ったうえで、取締役会にて当社グループとして取り組むべきマテリアリティを設定しています。これらマテリアリティは、当社の不動産投資運用や当社自身のサステナビリティを考えるうえでいずれも率先して取り組むべき重要な課題であり、「持続可能な環境への貢献」「多様な社会への貢献」「ステークホルダーへの責任」「魅力ある職場の実現」「規律ある組織体制の構築」といった5つのテーマのもと、サステナビリティの実現やSDGs達成への貢献を目指します。

また、当社はサステナビリティへの取組みを推進するための基本指針として、ESGに関して包括的な「サステナビリティ方針」を制定しています。このサステナビリティ方針のもと、ケネディクスグループが一体となってマテリアリティへの具体的な取組みを推進して参ります。

情報開示の推進

当社は、2018年の専門部署立ち上げ以降、サステナビリティに係る情報開示の充実に取り組んで参りました。当社がメインスポンサーとして運用に関わる2つのREITは、従前より様々なサステナビリティへの取組みを行ってきており、このような当社グループの取組みを網羅的にホームページやサステナビリティ・レポートへ纏めることで、ステークホルダーの皆様に当社グループの取組みをご理解頂くことに努めて参ります。

ステークホルダーの皆様へ

当社は重要テーマの一つとして「ステークホルダーへの責任」を掲げています。運用物件やファンドを通じて当社に関わる様々なステークホルダーの皆様との対話を重視し、不動産アセットマネジメント会社として責任ある投資運用を目指して参ります。

今後ともご支援の程よろしくお願い致します。

ケネディクス株式会社 代表取締役社長 
宮島 大祐