人と仕事 1

グローバル事業の未来を見据え
さらなる自己成長に貪欲に挑む。

K・M2017年入社

私募リート本部 資産運用部 兼 投資部
シニアアソシエイト(取材当時)

入社動機、きっかけ少数精鋭、裁量権のある仕事、何より働く人に魅かれて

大学時代に受けたファイナンスの授業が面白く、特に投資・運用に興味を持ったことがきっかけで金融業界への就職を志すようになりました。そして就活時に幅広く企業を探す中で出会ったのが、不動産ファンドです。オフィスビルや商業施設など実体のあるプロダクトで、かつ生活に直接関与している点が株や債券と違ってイメージしやすく、面白そうだなと思いました。

ケネディクスに入社を決めたのは、少数精鋭で1年目から裁量権を持った仕事ができる点に魅力を感じたからです。また、これは入社してより実感したことですが、社長や役員、他のチームの部長がどんどん話しかけてくれるなど、社内のメンバー同士の距離の近さや風通しの良さを感じる会社であると思いました。社長が若手の顔と名前を覚えていて声をかけてくれるなんて、なかなかないですよね。

選考段階で参加した座談会等では、ケネディクスの社員が一番ポジティブで輝いているように感じました。中でも、不動産金融の将来について熱く語る社歴5年の先輩社員との出会いは印象的でした。こんなに視座高く業界の動向について話せるのは、若手であっても主体的に業務を進められる環境が用意されているからなのだろうと思いました。社会人になるからには、彼らのように情熱を持って楽しそうに働いている人達がいる会社が良いなと考え入社しました。

これまでのキャリアと印象的なプロジェクト困難に立ち向かい成長を確信した入社4年目の転換点

不動産金融の世界には、取得を担当するアクイジション、投資した物件のパフォーマンスをベストな状態で維持する業務を担うアセットマネジメント、それからバックオフィスという大きく3つの職種があります。ケネディクスに新卒で入社すると、この3つの部署をローテーションして各業務を経験し、自分の専門性を決めていくことになります。

私が最初に配属されたのは、アクイジションの部署です。ここでは、商業施設と物流施設の取得業務を担当していました。次に配属されたエクイティ運用部では、特定少数の機関投資家を対象とした「私募ファンド」に対する投資業務を担いました。担当した仕事の中で特に印象に残っているのは、駅前にある築古のアパートを解体し、新しくオフィスビルを建てるという建替えプロジェクトです。関係者との権利調整はもちろん、プロジェクトに活用したスキームは前例がなかったため困難を極めました。当時、私は入社4年目で、プレッシャーも感じていましたが、さまざまな利害関係者と交渉し専門知識のあるスタッフ・部門と共に悩み、考え、走り、予算や期限が厳格に定められているこのプロジェクトを成功させることができた―――これが私のキャリアのターニングポイントだったと思います。

現在の仕事内容と醍醐味「クローズ」と「想定以上の運用成果」、
その瞬間のために

現在従事しているのは、私募リートの物件運用と新規物件の取得業務です。物件運用については第一のクライアントである投資家の皆様に貢献できるよう、1円でも多く収益を上げるのがこの業務の目指す所になります。不動産のパフォーマンス向上には、臨機応変な施策の実施と予期せぬトラブルへの対応が必要です。そのため、物件運用の仕事は自ら指揮を執って利害関係者や専門家の方々を取りまとめ、日々発生する交渉事やリスクマネジメントを行うことに尽きます。特にスケジュール管理やタスク管理は重要で、業務を円滑に進めるために必須のものといえます。

この仕事で一番喜びを感じるのが、物件の取得業務において無事に売買が完了する「クローズ」の瞬間です。一つの案件がクローズするまで、長い案件だと数年かかるものもあります。その間、さまざまな関係者が関わるので、問題を乗り越えて目標を達成できた時の喜びはひとしおです。そのうえで、想定シナリオを超えた利回りで取得した物件を運用できた時も非常に嬉しいですね。これこそまさに、アセットマネジメントという仕事の醍醐味だと思います。

ビジネス観と将来の目標自己成長できるチャンスを逃さず、
会社の成長にも貢献する

海外のビジネススクールで学べる社内制度を使い、今年の夏から2年間、ロサンゼルスの大学院に留学する予定です。ビジネス全般を広く学ぶため不動産金融業からは少し離れる形にはなりますが、キャリアを積んできた今、新しい学びの機会を得られたことをとても楽しみにしています。

また、ロサンゼルスは不動産マーケットが大きな都市のひとつです。現地のコミュニティとつながり、ビジネスネットワーク構築も目指しています。当社はシンガポールにも拠点があり、アジアでのビジネス拡大を目指している所です。帰国後は、留学で得た先端のビジネスに関する知見やネットワークを活かし、当社のグローバルビジネスの拡大を牽引していきたいです。

Career Stepこれまでのキャリアステップ

1年目
アクイジション(不動産取得)部門配属入社後は不動産ファンドに新たに運用対象物件として組み入れるための商業施設と物流施設を取得するアクイジション業務を担当。業務の流れとしては、投資不動産の売買に関する情報仕入れ、不動産物件価値を評価し投資シナリオを検討する「バリュエーション」の実施、最後に物件売買に向けたさまざまな調整という三段階が一般的です。
3年目
バックオフィス(管理)部門所属ケネディクスグループは、限られた機関投資家などが投資可能なプライベートな不動産ファンドを組成しています。3年目以降は、この私募ファンドに対して、ケネディクスグループ自身の資金を投資する「エクイティ投資」の業務を担当。投資運用益を取得することとグループビジネス拡大に貢献する資金活用をミッションとしていました。
5年目
アセットマネジメント(運用)部門配属現在所属しているのが私募リートのアセットマネジメント、運用業務を担う部門です。リートに組み入れた物件がより大きな収益を生みだせるように、日々物件の管理をしています。身近な所でいうと、修繕工事の実施から空き区画にどんな企業にどういう条件で入ってもらうかといったリーシング策定まで多種多様な業務があります。
8年目
海外留学(予定)来期からMBA取得を目指し、会社の海外留学制度を活用して渡米予定です。

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